『乾貞治の計画(妄想)「ハッピー・ラブラブ・バレンタイン〜ゴチになります!!〜」』 2月13日。聖バレンタインの前夜。 乾貞治は、綿密な計画を練っていた…。 明日はバレンタインデーだ。俺のデータによると、女の人が好きな男の人にチョコレートを贈り、愛を告白する日。 ふむ。俺は女ではないが、西洋では男の人が女の人にチョコレートを贈るということだ。 それに、俺が海堂を好きなことにかわりがないので、問題ない。 しかし、海堂は俺にチョコをくれるだろうか? こういうイベントには疎そうな上に、「チョコレートなんか恥ずかしくて買えるかっ!」なんて言いそうだ。 何せヤツは硬派だからな。 「お!そうだ!!」 良い事を思いついた。 俺からもチョコを渡せて、海堂からも貰える。そして(ここからが肝心なんだが)あの約束も果たしてもらい、 あわよくば、海堂までも美味しくいただける!! という、一石三鳥というか、エビでクジラを釣るというか。とにかく、もんのすごい計画だ。 名付けて。 「ハッピー・ラブラブ・バレンタイン☆〜ゴチになります!!〜」 ふっふっふっふっふ。 さて。 この計画を成功させるには、海堂をこの部屋に連れて来なければ…。 この間は、俺としたことが部室で暴走してしまって、海堂に逃げられてしまったから、慎重に行かねば。 でもまぁ、根が素直な海堂の事だ。 「この前は悪かった。お前と二人きりだったんで、つい暴走してしまった。今日は、バレンタインだ。それで、改めてお前に告白をしようと思っていたんだが、うっかりチョコを家に忘れてしまってな。これから家に来ないか?この間のお詫びもさせてほしい」 と殊勝な態度で言えば……95%の割合で…… 「いえ。気にしてないっス。お邪魔していいんスか?」 イエス! 上手くこの部屋におびきよせ…いや誘い出せたら、お茶セットとわざと暖房のきいた部屋に置いておいたチョコを持って、マイ・スウィート・ハニー☆の待つ部屋へ…。 そして、ラブラブ告白タイムだ。 「海堂、俺はお前の事が、前からずっと好きだったんだ。俺からのチョコ、受け取ってくれるよな?」 「乾先輩…。お、俺も、ずっと……先輩の事…」 頬を薔薇色に染め、うるうると濡れた瞳で見つめてくる海堂が可愛らしいだろうことは、120%!間違いない!! 「海堂も同じ気持ちだったんだな。嬉しいよ。で、海堂からのチョコは?」 「あ!す、すみません…」 「なんだ。用意してないのか。ショックだな。俺はこんなに海堂のことを好きなのに。俺が想っているほど、海堂は俺の事好きじゃないんだな…」 と哀しそうな顔をすれば、 「そ、そんなことないっス!俺もすっげー先輩の事好きです!!!」 「チョコも用意してないのに?口だけではどうとでも言えるよな」 「乾先輩……」 海堂はどうしたら信じてもらえるだろうかと、おろおろするだろう。 そしたら、優しい先輩の俺は、 「じゃあ、俺のお願い、聞いてくれるか?」 「お願い、っスか?」 多少渋っていても、 「そう。俺のお願い、聞いてくれたら、海堂のこと信じるよ。イヤか?そうだよな…海堂の言う”好き”はチョコを用意しない程度の”好き”だもんな…」 再び、いじければ、海堂が堕ちて来る確率は…… 「わ、わかりました!先輩のお願い、聞きます!!」 100%……(ニヤリ) 「じゃ、お願いを聞いてもらおうか。まずは、そうだな…キスしてもいいか?」 「…っス。///」 むにゅv なんともまあ柔らかい事だ!!貞治、感激☆ 「次は海堂から」 「目、瞑ってください…///」 …ちゅっv 死んでもいいかも……。いやいやまだまだこれからだ。 「この前は、逃げられたから、今日こそは海堂のスネイク、見たいな。見せてくれるよな?」 「!えっ!!そ、それは…!!」 「この間は、告白する前だったが、今は両想いなんだろ?それに、この部屋だったら、鍵もかかってる。いきなり誰かが入って来る、って事もない。それでも、イヤなのか?」 「え!イヤ、っていうか……。は、はずかし…ごにょごにょ…」 「お願い、聞いてくれるって言ったのにな…。海堂は、俺の事、アイシてないんだな…」 いじいじといじけ、チロッと海堂の方を見ると…… 「わ、わかりました…///」 87%……ああ、海堂の生ストリップを見れる日が来ようとは…vvv 「…っ!!」 身に着けていたものを全て取り払い、恥じらいながらも、生まれたままの姿を見せてくれた海堂は、じぇっぴん(絶品)!! 「ステキだ…」 そして俺は、わざと暖房のきいた部屋に置いておいて、今もわざとエアコンの風が当たる場所に置いておいたチョコレートに気付くのだ。 「ああ、そうだ。俺からのチョコ、食べてくれよ?」 「この格好で、っスか!?」 「もちろん」 チョコの箱を開けると… 「あれ?溶けてしまっているな…。少し味は落ちるかもしれないが。ハイ」 溶けて俺の指先に絡みついたチョコを、直接海堂の口元に持って行く。 「?」 まさか、と俺を上目遣いに見る海堂。 「そう。舐めて?」 おずおずと舌を出して、指に絡みついたチョコを舐め取る様は、まるで仔猫の様で。 それでいて、どこかエロティックだ。 「甘いか?」 俺の指を咥えながら、コクンと首を振る仕草は、もうっっ!! 食べちゃいたいっっ!! 「海堂ばかり、ずるいな。俺にもチョコ、食べさせてくれよ」 「あ、す、すみません」 比較的、固まっているチョコを摘まみ、 「ど、どうぞ…///」 男子、憧れの「はい、あ〜ん」状態v 「うん。甘いな。でも、こうすると、もっと甘い」 今度は、海堂の肉厚の唇にチョコを擦り付け、本日3度目のちゅ〜vしかも、べろちゅ〜でvv 俺の超絶(舌)テクで、海堂をメロメロにし、ピョコンと立ち上がった乳首にわざと触れ、 「おや。こんなところに可愛いイチゴが2つもある。 これにチョコをかけたら美味しそうだ。フルーツ・チョコ・フォンデュだな」 「や!先輩っ!!」 「そうか…海堂の愛情はそんな程度だったんだな…ふぅ」 「…そ、そんなことはないっス。ただやっぱ恥ずかしいし…///」 「どうして恥ずかしいんだ?こんなに可愛いのに」 と、海堂のイチゴを突付く。 「やんv」 「ふふふ。感じ易いイチゴだな」 「ああ〜〜んvv」 そして、海堂のイチゴが真っ赤に熟れるまで充分堪能した後は、 「ククッ。海堂。スネイクが、イチゴばっかり可愛がっててズルイ、ボクにもチョコ、食べさせてって言ってるぞ?」 「や!そ、そんなこと言ってないっス!!///」 「言ってるよ、ほら?」 海堂のスネイクを突付いてやると、ピクピク鳴いた。 「ほら、な?安心しろ。スネイクも可愛がってやるから」 「いやあ〜〜〜んvvv」 チョコスネイクが、ふしゅぅぅぅ〜と萎むまで可愛がってやり、 「海堂から、こんなにたくさん美味しいチョコを貰ったんだから、お返ししなきゃな」 俺の、準備万端のバナナ君に、たっぷりとチョコをかけ、 「ほら、海堂。チョコバナナ。俺からのお返しのチョコ、食べてくれるよな?」 イチゴとスネイクへの刺激で、海堂はドロドロに溶け、マトモに思考回路が働いていないのは……100%……間違いない!! 「美味しいか?」 俺のチョコバナナを美味しそうに頬張る、海堂の頬に手を添えると、目元を桜色に染めて頷く。 クラリ。 このまま、俺が昇天してしまう確率……79%……!! いかん!!残りの21%に賭けろ!!頑張れ、俺のバナナよ!! 気を紛らわす為に、再び、イチゴとスネイクに手を伸ばす。 そして、最後のメインディッシュの桃の谷間にも……ふふふ。 準備はOKだ。 ちゅるん☆ 「あ…」 俺のバナナを無意識のうちに、舌で追う。 「ダメだよ、海堂。上のお口ばっかりで独り占めしちゃあ。下のお口も食べたいって言ってるよ?」 「ああん、先輩ぃ…///」 「さあ、たっぷりお上がり?」 残りのチョコを全部かけたバナナ君をプリプリの桃の谷間へ…。 「あああ〜〜〜〜ん!!先輩!もうダメぇぇぇ!!vvvvvvvvvv」 ふふふ。完璧だ。 おっと鼻血が…フキフキ。 これで、俺と海堂は、ラブラブになること……200%……間違いない! おや。もうこんな時間だ。明日の為にも、体力を温存させ、ゆっくり休まなければ。 おやすみ、海堂。明日を楽しみにしててくれ。 ふっふっふっふっふ。 日は替わり、2月14日、聖バレンタインデー当日。 「今日はここまでだ!解散!!」 いよいよだ。どれ程この日を待ちわびた事か…!! 「あ、海堂。この間はすまなかったな。それでだな、きょう…」 「乾先輩!!コレッ!!」 「あ?」 勢い良く小さなペーパーバッグを出され、反射的に受け取ってしまった。 「じ、じゃ、お先に失礼します!!」 バビュン!! 脱兎のごとく走り去って行った。 う〜ん。いつもながら、足が速い…。 「何だ?」 渡されたペーパーバッグの中を覗いて見ると。 綺麗にラッピングされた、チョコレートと思しきもの…! 「海堂…。昨日の計画(*妄想)は失敗に終わったか…。まあ、いい。そんなこともある。それに…」 それに、一番欲しかったココロは貰えた。 でも、海堂。 待ってろよ。身も心も全て貰うからな? 近い将来、必ず……100%の確率で、な。 <つづく??> はい!乾先輩はバレンタインの前日にこんなこと妄想してたのね☆
いやん、変態vv もう、アカンわ。ワタクシ…。 腐りきってる。まぁ、一応暴走しそうになるのをセーブしといたけど。←途中で飽きてきたのが良かったらしい(笑) 一緒に変態海堂…もとい街道にぶっこもな?? |
浪花のアイスコーヒー様vありがとうございますvv 今回も期待を裏切らない変態っぷりvv さすが、総長やな(ニヤリ) アタイは純を求めるので、あなたは裏を!! そーそー、今回の背景は前回の色違いv V.D用にピンクにしてみましたv それでは、ありがとうございましたv |
ぶらうざばっくぷりーず
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